モンゴル日本観光協会の公式ロゴ

モンゴル日本観光協会

Хархорин Kharhorin

ハラホリン(カラコルム)

大草原に現れる13世紀モンゴル帝国の古都

大草原の絶景とミニゴビの先に
大帝国の記憶が眠るオルホン渓谷の旅へ

広がる大草原と黄金色の砂丘が美しいミニゴビを越えた先――
そこには、かつて世界を揺るがしたモンゴル帝国の首都・カラコルムの記憶が眠る、ハラホリンの地が広がっています。
ユネスコ世界遺産にも登録された「オルホン渓谷」の豊かな大自然に抱かれたこのエリアは、モンゴル高原を支配した国々の歴史と、モンゴル仏教の発展を伝える場所です。モンゴル最古の仏教寺院「エルデネ・ゾー寺院」の厳かな佇まい、広がるモンゴルの原風景、聖地として崇められる山や滝、そして温泉。
より深くモンゴルを知り、浸かることができる場所。それが、ハラホリンです。

ウランバートルからハラホリンまでのアクセス

  • 🚌長距離バス:ドラゴンバスターミナルから5時間30分
  • 🚙 車チャーター:5時間

ハラホリンのおすすめ観光スポット

場所の名前をクリックするとGoogleマップへリンクします。
場所の名前は、日本語、モンゴル語、英語の順で記載しています。

    • ホスタイ国立公園

      Хустайн байгалийн цогцолборт газар

      Hustai National Park

      ウランバートルから西へ約100km、ハラホリンへ向かうルートの途中に位置する広大な自然保護区です。世界で唯一「野生種」として生き残ったとされる希少な野馬「モウコノウマ(モンゴル語で「タヒ」)」の保護・再導入に成功した場所として、世界的によく知られています。現在では保護区内で群れをなして優雅に駆け回る姿を間近に見ることができます。また、多様な高山植物やシカ、オオカミ、猛禽類なども生息しており、手つかずの生態系と美しい山岳・草原の景色が広がっています。

    • 日馬富士牧場

      Харүмафүжи сүүний ферм

      Harumafuji milk farm

      現在は教育者や実業家としてモンゴルと日本の架け橋として奔走する大相撲の第70代横綱 日馬富士 氏が、創設した牧場です。ウランバートルからハラホリンへ向かう道中のアクセスの良いエリアに位置しており、新鮮なミルク、ヨーグルト、アイスクリームなどが楽しめます。この牧場が生まれた背景には、日馬富士氏がウランバートル市内に設立した「新モンゴル日馬富士学園」の生徒たちに、安全で栄養価の高い、新鮮で美味しい牛乳を毎日届けたいという想いがありました。子どもたちの健やかな成長を支え、未来を担う世代に還元したいという理念のもと、最新の衛生・飼育管理を取り入れながら運営されています。

    • エルスン・タサルハイ(ミニゴビ)

      Элсэн тасархай

      Elsen Tasarkhai(Mini Gobi)

      ウランバートルからハラホリンへ向かう道中に現れる約80kmに及ぶ砂丘エリアです。「ミニゴビ」の愛称で知られ、ゴビ砂漠の雰囲気を手軽に体験できる人気のスポットとなっています。この場所の最大の魅力は、黄金色の砂丘のすぐ脇に緑豊かな草原や岩山、清流が入り交じる、モンゴルならではのコントラストに富んだ景観です。かつて遊牧民たちが移動の途中にラクダを休ませた場所としても知られており、大草原から砂漠へと移り変わるダイナミックな大自然のなかで、ラクダ乗り体験や砂丘トレッキングを楽しむことができます。

    • エルデネ・ゾー

      Эрдэнэ зуу хийд

      Erdene Zuu Monastery

      1586年、元が成立する以前のモンゴル帝国の首都であったカラコルムの故地に建てられた、モンゴル最古の本格的なチベット仏教寺院です。ウブルハンガイ県の北西部にあり、世界遺産にも登録されている「オルホン渓谷の文化的景観」の中心に位置するこの場所は、13世紀頃、およそ1万人の人々が暮らす国際都市で、世界の中心都市だったとされています。寺院の建築材として、その帝国時代の宮殿跡の石材が利用されたことが分かっています。その後、1930年代の社会主義政権下における激しい宗教弾圧により多くの寺院が破壊される憂き目にあいましたが、奇跡的に一部の建物や、敷地を囲む108基の美しい仏塔(スーパ)が守り抜かれました。

    • カラコルム博物館

      Хархорин музей

      Kharakhorum Museum

      13世紀、世界最大の帝国を築いたモンゴル帝国の首都「カラコルム」の歴史と遺跡を後世に伝えるために設立された博物館です。日本政府の無償資金協力およびJICAの支援などによって建設され、館内には日本語の解説パネルも充実しています。最大の目玉は、当時のカラコルムの都の様子を緻密に再現した巨大な復元模型で、往時の繁栄をリアルにイメージすることができます。モンゴル帝国の壮大な歴史を知ることができ、エルデネ・ゾーとともに訪れたい場所です。

    • シャンハ寺

      Шанхын хийд(Баруун хүрээ)

      Shankh Monastery

      ハラホリンの南東約25kmの静かな草原地帯に佇む、モンゴル最古級の歴史を持つ寺院の一つです。17世紀初頭に創建されたと伝えられており、「西の庫倫(ウランバートル)」に対して「東のシャンハ」とも称され、古くから高い格式を誇ってきました。社会主義時代の宗教弾圧では、多くの寺院と同様に閉鎖され、大部分が破壊され、僧侶たちもシベリアへ連行されるなどしましたが、5人の僧侶が命がけで秘密裏にゲルの中で信仰と寺院の伝統を守り続けました。観光地化された大規模な寺院とは異なり、周囲の大草原と一体となった素朴で厳かな雰囲気が漂っており、チベット仏教の原風景を肌で感じられる場所です。また、境内には、僧侶がバリスタを務めるカフェもあります。

    • トゥブフン寺院

      Төвхөн хийд

      Tuvkhun Monastery

      標高2,000mを超える急峻な山の上にひっそりと佇む、美しくも険しい山岳寺院です。1653年、初代ジェブスンダンバ・ホトクト(仏教指導者であり芸術家としても名高いザナバザル)によって、修行や瞑想、そして多くの仏教美術の創作を行う場所として建立されました。針葉樹林の山道を登った先にあり、境内からはオルホン渓谷の壮大なパノラマを一望できます。ザナバザルが座禅を組んだとされる岩の窪みや、神秘的な洞窟なども残されており、大自然と信仰が深く結びついた聖地です。

    • オルホン滝

      Орхоны хүрхрээ(Улаан цутгалан)

      Orkhon Waterfall

      オルホン渓谷の豊かな大自然の中に忽然と現れる、高さ約20メートルの美しい滝です。数千年前に起きた火山の噴火による溶岩流が川をせき止め、浸食されて現在の姿が形作られました。一帯は「オルホン渓谷の文化的景観」としてユネスコ世界遺産に登録されており、周辺には遊牧民のゲルが点在し、馬やヤクがのんびりと草を食む牧歌的な風景が広がっています。

    • ツェツェルレグ

      Цэцэрлег

      Tsetserleg

      モンゴル語で「庭」を意味する名前を持つ、アルハンガイ県の県庁所在地です。周囲を急峻な山々に囲まれた緑豊かな街で、地方都市でありながらカフェや市場、博物館などが揃い、旅の拠点として非常に魅力的です。特に、街の小高い丘の上にある「ザヤ・ゲゲーン寺院博物館(旧寺院)」には、ザナバザルが制作した貴重な仏教美術品や民族衣装などが多数展示されています。背後にそびえる山からの街並みの眺望も素晴らしく、ヨーロッパの田園都市を思わせるような穏やかな雰囲気が漂っています。

    • ツェンヘル温泉

      Цэнхэрийн халуун рашаан

      Tsenkher Hot Springs

      アルハンガイ県の山あいに湧き出る、モンゴル屈指の天然温泉エリアです。火山活動の恵みによる源泉は常に高温で湧き出ており、硫黄の香りが漂う本格的な温泉を楽しむことができます。標高の高い大草原や針葉樹林に囲まれたゲルキャンプ場の中に温泉施設が点在しており、満天の星空を眺めながら野天風呂に浸かるという、モンゴル旅行ならではの極上のリラックス体験が味わえます。

    • テルヒーン・ツァガーン湖

      Тэрхийн цагаан нуур

      Terhiin Tsagaan Lake

      ハンガイ山脈の中央部に位置する、美しい透明度を誇る巨大な淡水湖です。「白い湖」とも称され、9000千年以上前に起きた「ホルギーン・トゴー(ホルゴ火山)」の噴火による溶岩流が川を塞いで形成されたカルデラ湖です。湖の周辺には今も火山活動の痕跡であるクレーターが残り、ホルゴ火山は火口まで登ることができます。黒々とした火山岩と青く澄んだ湖水のコントラストが独特の絶景です。夏には湖畔でのキャンプや乗馬、バードウォッチングが楽しめます。

ハラホリンで楽しみたい旅行体験

    • check_box

      古代遺跡と歴史探訪

      ハラホリンの地は、モンゴル帝国以前の古代から遊牧帝国の中心地でした。紀元前の匈奴に始まり、突厥やウイグルなどの遊牧国家がオルホン川流域に拠点を築きました。1235年、モンゴル帝国の第2代皇帝オゴデイがこの地に首都「カラコルム」を建設。東西から人や富が集まる国際都市として繁栄を極めます。しかし、フビライが首都を大都(北京)へ移すと衰退し、14世紀末に明の攻撃で破壊されました。16世紀には、その廃材も使われモンゴル初のチベット仏教寺院エルデネ・ゾーが建立。現在は「オルホン渓谷文化的景観」として世界遺産に登録され、古代からの歴史に触れることができる遺跡が数多く残されおり、2000年にわたる遊牧文明の歴史を探訪できます。

      【その他の遺跡】
      ・ビルゲ・カガン遺跡(Билге хааны цогцолбор)
      ・ハル・バルガス遺跡(Хар балгас)
      ・ハル・ボヘン・バルガス遺跡(Хар бухын балгас)
      ・バイバリク遺跡(Баябалиг)
      ・オンギ遺跡(Онгийн хийд)

    • check_box

      オルホン渓谷の大自然と大草原を堪能

      「大草原を楽しみたければ、ハラホリンに行こう!」と多くの現地旅行会社もおすすめするスポットです。少し西に進めば、ハンガイという針葉樹林の広がるエリアに。そして、東に進めばミニゴビがあります。手つかずの大地と多様な自然美を満喫しましょう。

    • check_box

      温泉と大自然が融合するアルハンガイでのリフレッシュ

      モンゴルで温泉⁉ハラホリンから西へ足を延ばし、アルハンガイ県のツェンヘル温泉は、モンゴルで最も有名な温泉地。旅の疲れを温泉で癒しましょう!

ハラホリンで買いたいお土産・特産品

    • エルデネ・ゾー周辺の仏教美術・民芸品

      世界遺産の街・ハラホリンならではのお土産として外せないのが、エルデネ・ゾー寺院の周辺や市内の小さなお店に並ぶチベット仏教やモンゴル文化にちなんだ工芸品です。手作りのミニチュアのマニ車や、精巧に描かれた小さなタンカ(仏画)、木彫りの置物、祈りの際に使われる数珠などが手に入ります。街のシンボルである「亀石」や古代カラコルムの石像をモチーフにした小さな置物もあり、歴史のロマンを感じさせる記念品として旅行者にとても人気があります。

    • アルハンガイ地方の濃厚な伝統乳製品

      ハラホリンから西へ広がるアルハンガイ県やオルホン渓谷の一帯は、モンゴルでも有数の酪農・畜産業が盛んな地域です。そのため、このエリアの遊牧民たちが作る伝統的なアーロールや、ミルクから作られる濃厚な乳製品(ウルドゥなど)は、風味豊かで質の高いことで知られています。パッケージされた市販品とは一味違う、大自然の恵みがギュッと詰まった素朴な味わいを楽しめます。

ハラホリン観光のモデルコース

<中央モンゴルを全部行く!(5泊6日)>

  • 1日目

    ウランバートル出発 ⇒ ホスタイ国立公園 ⇒ エルスン・タサルハイ(ミニゴビ)
    (朝) ウランバートル市内を出発し、西へ車を走らせます。
    (昼) 「ホスタイ国立公園」に立ち寄り、世界で唯一野生種として生き残る希少な野馬「モウコノウマ(タヒ)」の群れを観察します。
    (午後) さらに西へ進み、「エルスン・タサルハイ(ミニゴビ)」へ。黄金色の砂丘と緑の草原が織りなす独特の景観のなかで、ラクダ乗り体験や砂丘トレッキングを満喫します。
    (夜) 砂丘の近くに広がるゲルキャンプにチェックインし、満天の星空の下でゆっくり過ごします。
    宿泊: ゲルキャンプ

  • 2日目

    ハラホリンへ ⇒ 古都の遺跡と仏教文化に触れる
    (朝) 歴史の舞台であるハラホリンへ移動します。
    (昼) 「カラコルム博物館」を見学し、13世紀の世界帝国の首都の歴史を知ります。その後、モンゴル最古の仏教寺院「エルデネ・ゾー」を見学します。
    (午後) 「シャンハ寺」を参拝し、境内にあるカフェで休憩します。
    (夜) ハラホリン近郊のゲルキャンプで、伝統料理を味わいながらリラックスした時間を過ごします。
    宿泊: ゲルキャンプ

  • 3日目

    オルホン渓谷へ ⇒ トゥブフン寺院 & オルホン滝
    (朝) ユネスコ世界遺産に登録された「オルホン渓谷」のエリアへ向かいます。
    (昼) 針葉樹林に覆われた急な山道を登り、山上の聖地「トゥブフン寺院」へ。頂上からは渓谷の圧倒的なパノラマを一望します。
    (午後) 大自然の中を流れるダイナミックな「オルホン滝」を訪れ、轟音を立てて流れ落ちる水と豊かな渓谷美を間近で体感します。
    (夜) オルホン渓谷の大自然に抱かれたゲルキャンプで宿泊します。
    宿泊: ゲルキャンプ

  • 4日目

    アルハンガイ県へ ⇒ ツェツェルレグ散策 & ツェンヘル温泉
    (朝) さらに西へ進み、アルハンガイ県の美しい県庁所在地「ツェツェルレグ」へ向かいます。
    (昼) 小高い丘にあるザヤ・ゲゲーン寺院博物館を見学し、地方都市の穏やかな雰囲気を楽しみます。
    (午後) 山あいに湧き出る「ツェンヘル温泉」へ移動。
    (夜) 温泉付きのゲルキャンプで、極上のリラックスタイムと星空観賞を満喫します。
    宿泊: ゲルキャンプ

  • 5日目

    (朝) さらにハンガイ山脈の奥深くへ進み、美しく澄んだ「テルヒーン・ツァガーン湖」へ向かいます。
    (昼) 「白い湖」と称される透明度抜群の湖畔を散策。周辺のホルゴ火山のクレーターや黒々とした溶岩流跡を見学し、ダイナミックな大地の造形に触れます。
    (午後) 湖畔での乗馬体験や、鳥のさえずりを聞きながらのんびりとした自由時間を満喫します。
    (夜) 湖面に夕日が沈む美しい景色を眺めながら、静かな夜を過ごします。
    宿泊: ゲルキャンプ

  • 6日目

    6日目:テルヒーン・ツァガーン湖からウランバートルへ
    (朝) 大自然に別れを告げ、ウランバートルへ向けて長い帰路につきます。
    (昼) 途中の牧歌的な風景や車窓からの景色を楽しみながら移動します。
    (夕方〜夜) ウランバートル市内へ到着、旅の終了となります。

✅ここがポイント!

ホスタイ国立公園の野生馬やミニゴビの砂丘といった旅の序盤のワクワク感から、世界遺産ハラホリンの歴史、オルホン渓谷の滝やトゥブフン寺院の山岳トレッキング、そしてアルハンガイの温泉やテルヒーン・ツァガーン湖の大自然まで、中央モンゴルの魅力と見どころのすべてを完璧に網羅した王道の周遊コースです。草原、砂漠、針葉樹林の森、火山と多様で壮大な自然を楽しめるのはこのエリアならではのポイント。旅行日数が短い方は、2泊3日で1日目と2日目の行程だけでも、十分にモンゴルの歴史と大自然に触れる旅に楽しむことができます。

夏の観光シーズンはバスも満席になることが多いので、予約をするのがおすすめです。ウランバートル発着のツアーをオーダーメイドすれば、旅行会社がチャーターした車で、自由に行きたい場所に行くことができます。ハラホリンの観光スポットは点在しているので、モンゴル旅を満喫したい方は、旅行会社もしくはゲストハウスにて、ツアーを組んでもらうのが良いでしょう。

ハラホリン旅行のベストシーズン

ベストシーズンは、草原が青々と輝き、気候も最も安定する6月から8月の夏季です。この時期は、すべての観光やアウトドアアクティビティを快適に満喫できる最高のシーズンです。少し違った趣や静かな旅を楽しみたいなら、山々や木々が鮮やかな黄金色に美しく色づく9月の秋口もおすすめです。観光客の少ない落ち着いた雰囲気の中、秋晴れの爽やかな空気のなかで深まる歴史と自然の美しさを堪能できます。

ハラホリンの旅行ブログ・記事・動画

<note>

<Youtube>

現地ツアーの手配をご希望の方は、日本語対応可能な当協会会員の旅行会社までお気軽にお問い合わせください。
経験豊富な現地旅行会社があなたのニーズに合わせた旅行を提案します!各社、日本語対応も万全です。

関連リンク(外部)

関連ページ