Хөвсгөл Khuvsgul
フブスグル
青い真珠の湖とトナカイ暮らすタイガの森
青と緑の絶景
フブスグル湖とタイガの森でトナカイ遊牧民に出会う
長いドライブの果てに待っていたのは、青と緑の絶景。
果てしなく広がる草原を越えた先に現れるのは、深い森と透き通るような湖。
「モンゴルの青い真珠」と称えられ、まるで海のように広大なフブスグル湖。
さらに奥地へ進めば、そこはトナカイ遊牧民”ツァータン”が暮らすタイガの森。
まだ知らないモンゴルに出会う、究極のリトリート体験へ。
ウランバートルからのアクセス
- 🛬飛行機:チンギスハーン空港からムルン空港まで1時間
- 🚙 車チャーター:12時間
- 🚂鉄道:エルデネトまで寝台列車で13時間(1日1便)、それから車に乗り換えてムルンまで6時間
- 🚌長距離バス:ドラゴンバスターミナルからムルンまで14時間、1日6便程度
必見の観光名所・絶景スポット
場所の名前をクリックするとGoogleマップへリンクします。
場所の名前は、日本語、モンゴル語、英語の順で記載しています。
ムルン
Мөрөн
Murun
フブスグル県の県庁所在地で、ムルンはモンゴル語で「川」を意味します。空港やバスターミナルがあり、フブスグル観光の入口になります。人口は5万人ほどで、街を歩けば、広場や劇場、博物館、相撲宮殿など社会主義時代の街のつくりや建物を見ることができます。
フブスグル県中央博物館
Хөвсгөл аймгийн төв музей
Central Museum of Khuvsgul Province
フブスグル県中央博物館は1949年に設立され、地域の歴史的、民族的、宗教的、考古学的、芸術的、自然環境的な意義を持つ約4,000点の展示品や遺物を収集・保存し、そのうち約40%が一般公開されています。シャーマニズムに関連する衣装や道具、先史時代の豊富な考古学的資料、地方における社会主義時代からの歴史、北部モンゴルの豊かな自然環境など、地方ならではの展示品が揃えられています。加えて、VRやARなどの最新技術も導入し、新しい形態での文化サービスの提供が進められています。
ガンダンダルジャイリン寺院
Гандандаржаалин хийд
Gandandarjaalin Monastery
ムルンの街の西側に位置する寺院です。「ガンダンダルジャイリン」とは、チベット語で「完璧な喜びのある場所」を意味します。ムルンは、1800年代、デルゲル川沿岸に作られた寺院から定住がはじまり街が形成されました。1937年に宗教弾圧で破壊された後、1990年代に寄付を集めて復興したのがこの寺院です。
オーシーギン・ウブリン遺跡
Уушгийн өврийн буган хөшөө
Uushgiin Uvur Deer Stone Complex
ムルンの近郊に位置し、空港から車で西へ約15分。青銅器時代から初期鉄器時代(約3000年前)の精神世界を今に伝える遺跡です。敷地内には、疾走する鹿や武器のモチーフが優美かつダイナミックに彫刻された数多くの「鹿石」が立ち並びます。これらは当時暮らした人々の祭祀や王侯貴族のモニュメントとして建てられたと考えられており、ユーラシアステップの高度な石工技術と独自の信仰の歴史を物語る、ユネスコ世界遺産にも登録された極めて貴重な文化遺産です。
フブスグル湖
Хөвсгөл нуур
Lake Khuvsgul
世界2位の透明度を誇る「モンゴルの青い真珠」フブスグル湖は、モンゴル国内でも人気の名勝地で、フブスグル旅行最大のハイライトです。シベリアタイガの南限に広がるこの湖は、豊かな水系が世界一の透明度を誇るロシアのバイカル湖へとつながっており、かつては重要な交易・舟運ルートとしても活用されてきました。南側の湖畔には、ツーリストキャンプやリゾートロッジがあり、様々なアクティビティを楽しめます。手つかずの針葉樹林が広がる北側の奥地には世界でも数少ないトナカイとともに生きる遊牧民「ツァータン」が暮らしています。そこには、太古からの自然信仰やシャーマニズムの歴史が静かに息づいています。冬季は湖が完全に氷結し、氷上輸送が盛んになるほか、毎年3月上旬にはアイスフェスティバルが開催されます。
ハトガル村
Хатгал тосгон
Khatgal village
湖の南端に位置する「ハトガル村」は、かつてロシアとの水運や交易の拠点として物資や人々を繋いできた歴史深い港町です。モンゴル唯一の港とも言われ、交易や湖の交通を支えてきた歴史を今に伝えるシンボル船「スフバートル号」を見学できます。また、隣接する小さな市場では、フブスグルならではのお土産を買うことができます。フブスグル湖畔では最も大きな町で、フブスグル湖観光やさらに奥地へ向かう旅人の玄関口として多くの冒険者を迎え入れています。
願いの岩(フスリイン・ハド)
Хүслийн хад
Khusliin Khad (Wishing Rock)
岩崖が迫り出す、湖の東岸にある人気のパワースポットです。ハトガル村やツーリストキャンプからボートで行くのが一般的です。近年「願いが叶う岩」として紹介され、多くの旅人が訪れる名所となりました。岩肌に額を当てて祈りを捧げるモンゴル伝統の自然信仰が垣間見え、周囲には青い儀礼用の布「ハダグ」が結ばれています。遊歩道や展望台も整備され、雄大な湖の絶景と神秘的な雰囲気を体感できる美しいスポットです。お土産や軽食等の出店もあります。
ダルハド盆地
Дархадын хотгор
Darkhad Valley
湖畔のハトガル村から険しい山岳路を北上すること約4〜6時間。南北に100㎞以上も広がる険しくも美しい秘境「ダルハド盆地」が広がります。かつて氷河湖だった歴史を持ち、数多くの湖沼や清流が織りなす圧倒的な大自然。この地には、独自の文化を守り続けるダルハド族や、トナカイ遊牧民ツァータンが暮らしています。また、モンゴル国内でも、シャーマニズムの伝統が最も強く、純粋な形で継承されてきた地域として知られ、大地と精神世界が強く結びついた神秘的なエリアです。
ジャルガラント川
Жаргант гол
Jargalant River
ダルハド盆地に流れる神秘的な清流「ジャルガラント川」。周囲が凍てつく厳冬期であっても決して凍結せず、川底の豊かな水草が青々とした緑を保ち続ける国内でも稀有な川です。冬の訪れとともに川面から立ち上る湯気と霧が、周囲の木々を真っ白な霧氷へと変え、まるで絵画のような幻想的な銀世界を作り出します。北部の厳しい寒さの中でしか見られないこの圧倒的な美しさは、冬のモンゴル探訪を愛する冒険者たちを深く魅了する、近年注目の絶景スポットです。
ツァガーンノール
цагаан нуур
モンゴル最北部、シベリアタイガの深い森への入口となる「ツァガーンノール」。世界でも数少ないトナカイとともに生きる遊牧民ツァータンの暮らすタイガへと通じる、唯一無二の玄関口です。この村まで車で来て、この村から馬に乗り換え、数時間~数日かけて進めば、タイガの奥地に暮らし、伝統的なオルツ(テント型住居)に住んでいるツァータンと出会うことができます。
現地ならではの体験
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フブスグル湖畔での大自然アクティビティ
透明度抜群の広大な湖畔で行う乗馬トレッキングや、湖面を渡るボート体験、湖畔での静寂なキャンプ。さらに、針葉樹林の森でのハイキング、釣り体験、湖にダイブできるサウナまで。大自然と一体になれる最高の体験がフブスグルで待っています。
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「オルツ」に泊まる
トナカイ遊牧民「ツァータン」特有の伝統的住居「オルツ」に泊まる特別な体験。草原で格子壁と曲木を組み合わせる一般的な「ゲル」とは異なり、オルツはタイガの深い森で木材を円錐状に組み、布や皮で覆う環境に最適化されたテント型住居です。トナカイとともに森を移動し、自然と深く共生しながら受け継がれてきた彼らの暮らし。中央の焚き火を囲むオルツゥの空間には、シベリアの先住民族が紡いできた独自の知恵が息づいています。フブスグルのツーリストキャンプでは、ツーリスト用のオルツに宿泊できます。
特産品
フブスグル湖の淡水魚
モンゴルの人々からは”海”とも称されるフブスグル湖。水質も綺麗な湖で獲れるシロマスなどの新鮮な淡水魚を楽しむことができます。湖畔のキャンプやロッジで、塩焼きやスープとして振る舞われます。また、お土産として瓶で漬けられた魚も販売されています。見た目は少しきついですが、おいしいと評判です。
野生のベリー・松の実
北部の冷涼で豊かな森で育つ、ブルーベリーやハックルベリーなどの野生の木の実や、香ばしい松の実が有名です。ベリー類はジャムとしても販売されており、オーガニックの優しい味を楽しめます。
北部ならではの伝統工芸品
トナカイ遊牧民やハトガル村の職人たちによる、トナカイの角を使った工芸品、温かみのある木彫り細工、上質なウール・フェルト製品がお土産として人気です。
ヤクミルクの濃厚な乳製品
ヤクのミルクから作られる「ウルム(生クリーム)」や濃厚なバターは、ボールツォグ(揚げ菓子)やパンに付けて食べると絶品です。冷涼なフブスグルに広がる豊かな野草を食べて育つヤクのミルクは、通常の牛乳の約2倍もの高い乳脂肪分と豊富な栄養価を誇ります。伝統製法で丁寧に仕立てられた、北部ならではの濃厚でピュアな味わいを楽しめます。
旅行のモデルコース
<夏のフブスグル湖を満喫(4泊5日)>
1日目
前日夜に日本発、深夜にウランバートルに到着
(午前)ウランバートル~ムルン(✈ 1時間)~フブスグル湖畔(🚙2時間)
(午後)湖畔のツーリストキャンプにチェックイン
⇒夕日に染まる湖畔の散策とリラックスタイム
宿泊:湖畔のツーリストキャンプ2日目
(午前)遊覧船で透明度世界屈指の湖面クルーズを体験
⇒湖畔のトナカイ遊牧民ツァータンを訪問
⇒「願いの岩(フスリイン・ハド)」を観光
(午後)「ハトガル村」を散策
⇒キャンプ周辺の丘陵ハイキングで透明な湖の全景を一望
⇒針葉樹林と湖の空に広がる星空を観賞
宿泊:湖畔のツーリストキャンプ3日目
(午前)湖畔の草原での乗馬体験
(午後)近隣の遊牧民ファミリーを訪問し、乳製品作りや文化を見学
宿泊:湖畔のツーリストキャンプ4日目
(午前)湖畔で湖に入ったり、ゆっくりしたりして過ごす
(午後)湖畔の美しい景色に別れを告げムルンへ移動
⇒「オーシーギン・ウブリン遺跡」見学
宿泊:ムルンのゲストハウス、ホテル5日目
(午前)ムルンの街歩きを楽しむ、「フブスグル県中央博物館」や「ガンダンダルジャイリン寺院」などを見学
(午後)ムルン~ウランバートル(✈ 1時間30分)
✅ここがポイント!
夏のフブスグルは、観光の繁忙期となり、国内線の飛行機チケットは早くから売り切れることも…便数は多くないため、飛行機の予約は早めに行うと良いでしょう。節約したい方やゆっくり景色を楽しみながら移動したい方は、バス移動も可能です。また、ウランバートル発着のツアーを組めば、旅行会社がチャーターした車で、フブスグルへ移動することもできます。バス、車での移動の場合は、行程にもよりますが、+1日になります。旅行会社もしくはツーリストキャンプにて、現地での各種体験の手配が可能です。事前にお問い合わせをして確認しておくと良いでしょう。
<冬:氷の絶景とタイガの文化を巡る5泊6日>
1日目
前日にウランバートルに到着
(午前・午後)冬仕様専用車でウランバートルを出発、ムルンへ
宿泊:白銀に染まる北部への道中、地方都市近郊に宿泊2日目
(午前)雪原や峠を越えてムルンを通過
⇒フブスグル湖畔の冬季営業ツーリストキャンプに到着・暖かいゲル泊
宿泊:湖畔のツーリストキャンプ3日目
・1メートル以上厚く凍った巨大な湖面での氷上ドライブ体験
・透き通るブルージェイドの氷の観察、アイスフィッシング(穴釣り)
宿泊:湖畔のツーリストキャンプ4日目
• 雪深きタイガの森へ4x4車両等で遠征
• 森で暮らすツァータン族の伝統的な生活様式を見学し、トナカイとふれあい
宿泊:ツーリストキャンプ5日目
• 名残惜しい氷の湖面に別れを告げ、ウランバートル方面へ向けて帰路へ
• 途中ムルンに立ち寄り、観光
宿泊:地方都市近郊で宿泊6日目
ウランバートル市内へ到着
✅ここがポイント!
冬季の移動にはリスクが伴うため、必ず信頼のおける旅行会社でツアーや車両を手配し、緊急時の対応や連絡先等を確認しましょう。3月上旬には、湖上でアイスフェスティバルが開催されます。
訪れるべき時期
緑の森と湖のエメラルドグリーンが眩しい夏シーズン(6月〜9月頃)は、心地よい気候の中で乗馬やハイキング、湖畔キャンプなどを満喫できるベストシーズンです。一方、湖面が完全に厚く氷結する冬シーズン(12月〜翌4月頃)には世界が純白の巨大氷原へと変貌を遂げ、特に3月上旬にはハトガルで「アイスフェスティバル(氷祭り)」が開催されます。緑あふれる開放的な大自然に出会える夏と、北国の厳しい寒さが生み出す神秘的な冬。いつ訪れても、心を深く揺さぶる圧倒的な体験が待っています。
旅行記事・動画
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